プログラマーを辞めたいときに|理由の整理と、経験が活きる移り先

読者の方

プログラマーを辞めたいです。でも、これしかやってこなかったので不安で…

ぼく

作ってきた経験は、他の職種でも通用します。まずは辞めたい理由を分けてみましょう。

プログラマーを辞めたいと感じる理由は、コードを書くこと自体が嫌になったからとは限りません。納期、常駐、評価のされ方、給料といった周りの条件が原因であることのほうが多いのです。

結論から言うと、辞めたい理由が「作る仕事そのもの」なのか「働く条件」なのかで、選ぶ道が変わります。条件が原因なら、プログラマーのまま会社を変えるだけで解決することが多くあります。

この記事では、辞めたい理由の分け方、続けるほうがよい場合、経験が活きる移り先、そして辞めると決めたあとの進め方を説明します。

登録1分・完全無料

SE・ITエンジニアにおすすめの
転職エージェント3社

  • 1位 レバテックキャリアIT・Web特化 ★5.0 3人に2人が年収70万円アップ。求人53,000件以上 無料で相談する
  • 2位 アサイン(ASSIGN)20〜30代のキャリア設計 ★4.8 AI診断は50万人が利用。5年後から逆算して提案 無料で相談する
  • 3位 ビズリーチスカウトを待つだけ ★4.6 年収1,000万円以上の求人が5割以上 無料で登録する

3社とも相談だけの利用でOKです。費用は一切かかりません。

目次

辞めたい理由を、4つに分ける

原因によって、打ち手がまったく変わります。

理由よくある状況有効な打ち手
作る仕事が合わない集中して書く時間が苦痛職種を変える
条件が合わない残業、常駐、休日対応が多い会社を変える
評価されない成果が給与に反映されない商流の上へ移る
技術についていけない学ぶ時間が取れない学べる環境へ移る

2つ目と3つ目は、プログラマーを続けたまま解決できます。給料が上がらない仕組みを確認すると、原因が会社の立ち位置にあることが分かります。

作ること自体が苦痛かどうかを確かめる

判断の目安は、休みを取ったあとの気持ちです。しっかり休んだあとでも、コードを開くのが苦痛なら、職種を変える検討に値します。休むと少し戻るなら、疲れが原因です。

心と体が削られている状態では、何に対しても興味がわかなくなります。この段階では、進路の判断を後回しにしてください。

続けたほうがよい場合

次に当てはまるなら、辞めるより環境を変えるほうが得です。

  • コードを書くこと自体は嫌いではない
  • 学んだ技術が、年収に反映される実感がある
  • 3年以上の実務経験がある
  • 担当した仕組みを、人に説明できる
  • 新しい技術を試すと面白いと感じる

3つ目は、転職市場での価値に直結します。実務3年を超えると、選べる求人が一気に増えます。辞める前に、いまの経験がいくらで募集されているかを確かめてみてください。

ぼく

同じ職種のまま、条件だけ変える。これが一番損の少ない選び方です。

辞めるか迷ったときの考え方

勢いで決めないための5つの手順

勢いで決めないための手順があります。難しいことではありません。

1週間、記録をとる

どの作業でつらくなったのかを、毎日1行だけ書きます。

原因を分ける

仕事の中身か、条件か、人間関係かを分けます。

相場を見る

同じ経験で、どんな求人があるかを確認します。

社内で試す

担当や現場の変更を、希望として伝えます。

期限を決める

半年変わらないなら、外に動くと決めておきます。

記録をとると、つらさが特定の場面に集中していることに気づく場合があります。原因が一部の作業なら、担当の調整で解決できることもあります。

続けるか決める3つの質問

辞めたい気持ちが強いときほど、判断の軸が必要です。次の3つに答えてみてください。

  1. 休んだあとでも、作ることに興味が戻らないか
  2. 嫌なのは仕事の中身か、条件か
  3. 3年後も同じ担当でいる自分を想像できるか

1つ目で興味が戻るなら、原因は疲れです。働き方を変えるほうが先になります。

3つ目で気持ちが重くなるなら、担当を広げる交渉か、環境を変える判断が必要です。同じ場所で同じ作業を続ける未来は、たいていの人にとって重い想像になります。

担当を変えてもらう交渉

環境を変える前に、社内で試せることがあります。伝え方しだいで通ります。

効果的なのは、やりたいことを具体的に伝える形です。設計から関わりたい、要件の確認に同席したい、検証を担当したい。希望が具体的なほど、配置の検討がしやすくなります。

半年たっても変わらないなら、その会社の方針だと判断して構いません。伝えたという事実が、次に進む理由にもなります。

半年を区切りに判断する

迷ったまま時間だけが過ぎるのが、いちばんもったいない状態です。判断の期限を決めておくと、動きやすくなります。

おすすめは、半年を区切りにする方法です。その間に、担当の変更を希望として伝え、求人を見て相場を確かめ、避けたい条件を3つ決めます。半年たって何も変わらなければ、環境を変える判断に移ります。

期限を決めておくと、日々のつらさを我慢するだけの時間ではなくなります。試す期間だと思えると、気持ちの持ち方も変わってきます。

技術の変化についていけないと感じたら

新しい技術が次々に出てくる状況に、疲れてしまう人は多いです。ただ、すべてを追いかける必要はありません。仕事で使う範囲と、業界で標準になったものだけを押さえれば十分です。

判断の目安は、3年後も残っていそうかどうかです。話題になった直後の技術を全部試すより、現場で使われ続けているものを深く理解するほうが、年収にもつながります。

そのうえで、学ぶ時間が業務の中で取れるかを確認してください。すべてを業務外でまかなう前提の職場は、長く続けるのが難しくなります。

プログラマーとSEの違いを、あらためて整理する

辞めるかどうかを考えるとき、役割の違いを知っておくと判断しやすくなります。会社によって呼び方は違いますが、担当する範囲には傾向があります。

役割主に担当する範囲評価されること
プログラマー実装、単体テスト正確さと速さ
SE要件定義、設計、全体の調整決める力と説明する力
リーダー計画、進捗、品質の管理段取りと交渉

同じ会社の中でも、担当する工程が変われば仕事の中身はまったく変わります。作ること自体は好きだけれど、いまの働き方がつらいのなら、工程を変えるだけで解決することもあります。

一方で、決めること自体が苦手なら、実装を続けられる会社を選ぶほうが向いています。自社開発の会社では、実装を続けながら年収を上げられる仕組みを持っているところもあります。

実装を続けたい人の、会社の選び方

実装が好きなまま、年収を上げる

作ることを続けたいなら、評価の仕組みがある会社を選ぶのが近道です。自社開発の会社や、製品を持っている会社では、技術で等級が上がる仕組みを持つところがあります。

加えて、需要が続く領域を選ぶと単価が上がります。性能の改善、大量のデータの扱い、安全対策など、経験者が少ない領域は年収に反映されやすい部分です。

逆に、人数が多い作業だけを続けると、単価は上がりません。同じ実装でも、どの領域を担当するかで金額が変わることを知っておいてください。

選ぶべき会社の5つの条件

作る仕事を続けたいなら、会社の選び方が重要です。

  • 自社で製品やサービスを持っているか
  • 技術の選定を現場で決めているか
  • レビューの仕組みがあるか
  • 専門職として評価される等級があるか
  • 学ぶ時間を業務内で取れるか

4つ目がないと、年齢が上がったときに管理職になるしかなくなります。長く実装を続けたい人には、必須の確認項目です。

求人を探すときは、SE転職に強い転職エージェントのまとめで、自社開発の会社を条件に指定すると絞りやすくなります。

入社後も実装を続けられるか確認する

入社後に管理へ回されることを防ぐため、確認しておきたい項目があります。

  • 入社後3年の標準的な役割
  • 管理職以外の等級と、その上限
  • 直近で入社した人が、いまどの工程を担当しているか
  • 技術の選定を誰が決めているか
  • 実装に使える時間の割合

3つ目は実態が出る質問です。入社者が全員そろって管理側に回っているなら、そういう方針の会社だと分かります。

自分が何をしたいかを伝えたうえで、それが可能かを確認してください。入ってからでは変えにくい部分です。

1つでも当てはまるなら、一度相談しておくと安心です

  • 今の年収が、同じスキルの人より低い気がする
  • 新しい技術を学んでも、業務で使う機会がない
  • 転職したいが、何から始めればいいか分からない
  • 自分の市場価値を一度知っておきたい

どれも、無料のエージェントに相談すれば1回で解消します。転職を決めていなくても使えるので、まずは気になったところに登録してみてください。

  • レバテックキャリア
    実務経験があり、年収を上げたい人に。3人に2人が年収70万円アップを実現しています。
    無料で相談する
  • アサイン(ASSIGN)
    20〜30代で次の一手に迷っている人に。AI診断で向いている道が見えます。
    無料で相談する
  • ビズリーチ
    まだ動くか決めていない人に。登録して待つだけで相場が分かります。
    無料で登録する

しつこい勧誘はありません。費用も一切かかりません。

年齢とともに、働き方をどう変えるか

実装の速さに頼らない形へ切り替える

実装の速さだけで評価される働き方は、年齢とともに苦しくなります。とはいえ、管理職になるしかないわけではありません。

ひとつは、特定の分野を深める道です。性能の改善、データの扱い、安全対策など、需要が続く領域で深さを持つと、年齢に関係なく相談が集まります。もうひとつは、業務知識を積む道です。担当してきた業界の仕組みを理解していると、要件を決める場面で力を発揮できます。

長く続けるための準備でも触れたとおり、体力に頼らない形へ切り替えるのは早いほど楽です。30代のうちに方向を決めておくと、その後が違います。

年代別の、現実的な選択肢

同じ悩みでも、年代によって取れる選択は変わります。

年代取りやすい選択注意点
20代職種変更も含めて幅広い経験が浅く年収は下がることも
30代上流や事業側への移動実装のみだと選択肢が狭まる
40代業務知識が活きる場所未経験分野は難しい

30代で実装だけを続けている場合は、早めに範囲を広げることをおすすめします。選べる道が年々狭くなるためです。

作る仕事から離れる場合の移り先

経験が活きる移り先

作る仕事から離れる場合でも、経験は無駄になりません。

移り先活きる経験注意点
社内SE仕組みの理解、業者との調整手を動かす機会は減る
プロジェクト管理工数の感覚、技術的な判断責任の範囲が広がる
ITコンサル業務の理解、課題の整理成果の求められ方が変わる
テストや品質の担当壊れ方の想像、再現手順単調に感じる時期がある
営業技術製品知識、説明のうまさ数字を追う場面がある

技術を理解している人が営業側に回ると、無理な要求を事前に止められるため重宝されます。SE転職に強い転職エージェントのまとめから、開発以外の求人も見てみてください。

年収を上げたい場合は、上流の職種が有利です。ITコンサル転職に強い転職エージェントのまとめで、求人の中身を確認できます。

辞めた人が、実際に選んだ道

同じ悩みから動いた人が、どこへ進んだのかを知ると参考になります。

進んだ先きっかけその後の変化
自社開発の会社納期に追われる働き方が限界だった残業が減り、技術を選べるようになった
社内SE常駐の移動が負担だった勤務地が固定され、生活が安定した
ITコンサル年収を上げたかった年収は上がったが、繁忙の波は大きい
品質やテストの担当実装の速さで評価されるのがつらかった基準づくりで評価されるようになった

どれも、プログラマーとしての経験が土台になっています。まったくの未経験からやり直したわけではありません。

離れたあとの3つの進み方

実装以外の道に進んだ場合でも、経験は残ります。よくある進み方を挙げます。

ひとつは、要件定義や設計に軸足を移す道です。作れる人が仕様を決めると、実現できない要求を早い段階で止められます。現場からも重宝されます。

もうひとつは、品質や運用の担当です。壊れ方を知っている人の判断は、事故を減らします。落ち着いて働きたい人にも向いています。

3つ目は、事業側へ移る道です。社内SEとして業者をまとめる仕事では、作る側の事情が分かることが強みになります。

離れた人が、また作る仕事に戻るとき

管理や調整に移ったあと、また作る仕事に戻りたくなる人もいます。戻れるかどうかは期間しだいです。

目安は2年です。それを超えると、実装中心の求人では若手と比較されやすくなります。戻りたい気持ちがあるなら、早めに判断してください。

戻る場合は、独学で作ったものを見せられると有利です。規模は小さくても構いません。手を動かし続けている事実が伝われば十分です。

辞めると決めたあとの進め方

進め方の5つの手順

経験の棚おろし

使った言語、担当した規模、役割を書き出します。

避けたい条件を決める

常駐、夜間対応、残業の上限などを先に決めます。

求人を見る

在職のまま2社ほどに相談し、相場を確認します。

面接で前向きに話す

不満ではなく、次にやりたいことを伝えます。

条件を書面で確認する

年収、残業、勤務地、担当する工程を確認します。

職務経歴書では、書いた行数ではなく、担当した範囲と工夫した点を書きます。仕様の確認や、性能の改善など、判断した経験が評価されます。

書き出しておきたい経験

職務経歴書は、辞めると決めてから書き始めると時間がかかります。いまのうちに材料だけ集めておくと、動きたくなったときにすぐ動けます。

  • 使った言語と、その期間
  • 担当した機能の内容と、規模
  • 性能や品質で改善した点と、その数字
  • 障害対応で、原因をどう切り分けたか
  • チームの人数と、自分の役割

3つ目は、書ける人が少ない項目です。処理時間を短縮した、エラーの件数を減らしたなど、数字で示せると説得力が出ます。

後悔しないための準備

勢いで動くと、条件を確かめないまま決めてしまいます。準備の順番を決めておきましょう。

  1. 避けたい条件を3つ決める
  2. 担当したい工程を言葉にする
  3. 相場を確認する
  4. 在職のまま2社以上を比べる
  5. 条件を書面で確認する

4つ目が、いちばん効きます。1社だけで決めると、比べる材料がありません。同時期に複数を見ると、条件の良し悪しが分かります。

辞める理由の伝え方

条件が理由の転職は、正直に話しても不利になりません。伝え方だけ整えてください。

伝え方受け取られ方補足
残業が多くてつらい我慢が足りないと見られることも数字を添えると事実として伝わる
学ぶ時間を確保して設計に進みたい前向きな理由おすすめ
商流が深く裁量がなかった構造の説明として伝わる事実として話す
体調に影響が出た正当な理由無理に隠さなくてよい

真ん中の2つが無難です。会社への不満ではなく、働き方や役割の希望として話すと、志望動機ともつながります。

辞めたあとも、技術に触れ続けるために

職種を変えても、手を動かす習慣を残しておくと、選択肢が減りません。担当業務の周辺を調べる、小さな仕組みを自分で作ってみる。時間は短くて構いません。

続けている人は、数年後に戻る判断もできます。完全に離れてしまうと、戻る道が細くなります。迷いがあるうちは、細くてもつながりを残しておいてください。

よくある質問

プログラマーを辞めたら、もう戻れませんか

戻れます。人手が足りない職種なので、経験者は歓迎されます。

未経験の職種に移れますか

20代なら可能です。30代以降は、経験が活きる職種のほうが年収を保てます。

年齢が上がると、開発の仕事は減りますか

減りません。ただ、実装の速さだけで評価される働き方は続きにくくなります。

勉強についていけません

業務時間内に学べる環境かどうかを確認してください。時間の問題であることが多いです。

辞めたい理由を、面接でどう伝えますか

条件面が理由なら、そのまま伝えて構いません。避けたい条件を明確に話すほうが、合う会社に入れます。

まとめ

辞めたい理由を分けるだけで、進む方向は見えてきます。

  • 理由を、仕事の中身・条件・評価・学習の4つに分ける
  • 条件が原因なら、職種を変えずに解決できる
  • 休んでも戻らないなら、職種を変える検討に値する
  • 実務3年を超えると、選べる求人が増える
  • 経験は、開発以外の職種でも評価される

これしかやってこなかったという不安は、裏を返せば、積み上げてきたものがあるということです。まずは、その中身を書き出すところから始めてみてください。

あなたの市場価値を、無料で確かめよう

登録も相談も無料です。応募の義務はありません

転職エージェントは基本的に無料で使えます。1社だけだと紹介される求人が偏るので、気になったところを2〜3社まとめて登録しておくのがおすすめです。

  • 1
    レバテックキャリア
    IT・Web特化で求人53,000件以上。3人に2人が年収70万円アップを実現しています。
    無料登録はこちら
  • 2
    アサイン(ASSIGN)
    20〜30代のハイエンド特化。AI診断で5年後・10年後から逆算して提案してくれます。
    無料登録はこちら
  • 3
    ビズリーチ
    登録して待つだけ。届いたスカウトが、そのまま今の自分の市場価値になります。
    無料登録はこちら

まだ使ったことがなければ、まずはレバテックキャリアから試してみてください。

よかったらシェアしてね!
目次