新卒プログラマーが辛いときに|1年目の壁と乗り切る順番

読者の方

新卒でプログラマーになりましたが、毎日つらいです。自分だけができていない気がして…

ぼく

1年目のつらさには、はっきりした理由があります。多くは時間が解決しますが、例外もありますよ。

新卒でプログラマーになった人が最初の1年でつらくなるのは、能力の差ではありません。分からないことが分からない状態が、何か月も続くからです。この時期は、誰でも同じ道を通ります。

結論から言うと、1年目のつらさは「覚える量の多さ」から来るものと、「環境の問題」から来るものに分かれます。前者は時間で解決しますが、後者は待っても変わりません。

この記事では、つらくなる理由、いつ楽になるのか、環境が原因の見分け方、そして限界に近いときの動き方を説明します。

登録1分・完全無料

SE・ITエンジニアにおすすめの
転職エージェント3社

  • 1位 レバテックキャリアIT・Web特化 ★5.0 3人に2人が年収70万円アップ。求人53,000件以上 無料で相談する
  • 2位 アサイン(ASSIGN)20〜30代のキャリア設計 ★4.8 AI診断は50万人が利用。5年後から逆算して提案 無料で相談する
  • 3位 ビズリーチスカウトを待つだけ ★4.6 年収1,000万円以上の求人が5割以上 無料で登録する

3社とも相談だけの利用でOKです。費用は一切かかりません。

目次

1年目がつらい、5つの理由

まずは、何が負担になっているのかを分けます。

理由起きていること時間で解決するか
覚える量が多すぎる技術も業務も同時に覚えるする
質問しづらい忙しそうで声をかけられない環境しだい
成果が見えない任される作業が小さいする
比べてしまう同期の進み方が気になるする
体力が続かない残業が多く、休めないしない

1つ目、3つ目、4つ目は、時間の経過とともに落ち着きます。一方、2つ目と5つ目は、環境が変わらないかぎり続きます。ここを見分けることが大切です。

分からないことが分からない時期は、誰にでもある

最初の数か月は、質問の言葉すら出てきません。何が分からないのかを説明できないからです。この状態を、自分の理解力のせいだと受け取る必要はありません。

対処としては、分からない部分を切り分けずに、そのまま伝えるのがおすすめです。「この処理が、どこから呼ばれているのか分かりません」と言えば、相手は状況をつかめます。

ぼく

新人の質問は、先輩にとっても仕様を見直す機会になります。遠慮しすぎなくて大丈夫です。

いつ楽になるのか

楽になる時期の目安

目安の時期を知っておくと、見通しが立ちます。

3か月目

用語と、社内の進め方に慣れます。まだ質問は多い時期です。

6か月目

担当した範囲なら、調べて進められるようになります。

1年目の終わり

案件の流れが一周し、次に何が起きるか予測できるようになります。

2年目

後輩に説明できるようになり、余裕が生まれます。

多くの人が、1年目の終わりごろに手応えを感じ始めます。逆に言えば、それまでは苦しくて当然です。半年で判断すると、早すぎることになります。

乗り越えた人が振り返ること

実際に続けた人が振り返って言うのは、時間が解決した部分が大きいということです。

半年から1年で、用語が分かるようになり、作業の流れが読めるようになります。すると、同じ仕事でも負担がまったく違って感じられます。

ただし、これは相談できる環境があった場合の話です。孤立したまま時間だけが過ぎると、状況は改善しません。環境の確認を先にしてください。

環境が原因のときの見分け方

待っても変わらない5つのサイン

待っても変わらないのは、次のような場合です。

  • 質問できる先輩が、現場にいない
  • 研修がなく、いきなり客先に配属された
  • 残業が月45時間を超えている
  • 仕事の内容が、聞いていた話とまったく違う
  • ミスを人前で責められる

1つ目と2つ目は、客先常駐の会社で起きやすい形です。常駐という働き方の特徴を知っておくと、自分の状況が特殊なのかどうかが分かります。

人前で責める、人格を否定するといった扱いは、指導ではありません。記録を残し、自社の上司や相談窓口に伝えてください。

質問できる環境かを、早めに確かめる

1年目の成長を左右するのは、才能ではなく、質問できる相手がいるかどうかです。ここが欠けていると、どれだけ真面目に取り組んでも、進みが遅くなります。

  • 分からないときに、まず誰に聞けばよいか決まっているか
  • 質問しても、嫌な顔をされないか
  • 新人向けの手順書や資料があるか
  • レビューで、理由まで説明してもらえるか
  • 月に一度でも、上司と話す機会があるか

3つ以上が欠けている場合は、環境の問題です。自社の上司に体制の相談をしてください。常駐先の事情で難しい場合は、現場の変更を希望として伝える方法もあります。

ぼく

新人が伸びない現場は、本人ではなく仕組みの問題であることがほとんどです。

研修がないまま現場に出されたとき

本来は会社が整えるべき部分ですが、現実には起こります。自衛の方法を挙げます。

まず、教えてくれる相手を決めてもらうよう自社に依頼してください。現場任せだと、誰も責任を持たない状態になります。

次に、分からなかった用語や作業を毎日記録してください。まとめて質問できるようになり、同じことを何度も聞かずに済みます。

それでも放置される場合は、環境の問題です。1年目の時期に放置される会社は、その後も体制が変わらないことが多いと考えてください。

記録は、自社の上司に相談するときの材料にもなります。「この1か月で、質問できる相手がいないまま調べるのに使った時間がこれだけあります」と示せると、体制の問題として受け止めてもらいやすくなります。

1つでも当てはまるなら、一度相談しておくと安心です

  • 今の年収が、同じスキルの人より低い気がする
  • 新しい技術を学んでも、業務で使う機会がない
  • 転職したいが、何から始めればいいか分からない
  • 自分の市場価値を一度知っておきたい

どれも、無料のエージェントに相談すれば1回で解消します。転職を決めていなくても使えるので、まずは気になったところに登録してみてください。

  • レバテックキャリア
    実務経験があり、年収を上げたい人に。3人に2人が年収70万円アップを実現しています。
    無料で相談する
  • アサイン(ASSIGN)
    20〜30代で次の一手に迷っている人に。AI診断で向いている道が見えます。
    無料で相談する
  • ビズリーチ
    まだ動くか決めていない人に。登録して待つだけで相場が分かります。
    無料で登録する

しつこい勧誘はありません。費用も一切かかりません。

つらい時期を乗り切る工夫

明日から試せる5つの工夫

明日から試せることを挙げます。

  1. 質問する相手を、あらかじめ決めておく
  2. 分からなかったことを、1日3行だけ記録する
  3. できるようになったことを、週に一度書き出す
  4. 定時で帰る日を、週に1日つくる
  5. 社外に、話せる相手を持つ

2つ目と3つ目は、セットで効きます。つらい時期は、できないことばかりが目につきます。できたことを書き出すと、進んでいることが目に見えるようになります。

5つ目も重要です。同じ職場の人にしか相談できない状態だと、視野が狭くなります。学生時代の友人でも、家族でも構いません。

質問するときの、具体的な言い方

聞き方を変えると、相手の反応が変わります。使いやすい型を示します。

型は3つです。ここまで調べた、この部分で止まっている、この理解で合っているか。この順に伝えると、相手は短い時間で答えられます。

また、質問をまとめておく方法も有効です。急ぎでないものは、決まった時間にまとめて聞くと、相手の手も止めません。

聞くこと自体をためらう必要はありません。新人が質問しない現場のほうが、後で問題が大きくなります。

1年目でやっておくと、後が楽になること

つらい時期でも、後で効いてくる習慣があります。どれも短時間でできます。

  1. 分からなかった用語を、その日のうちに調べて1行残す
  2. 担当した機能の名前と役割を記録する
  3. 質問した内容と答えを、自分用にまとめる
  4. 先輩の指摘の理由を、必ず聞く
  5. 半年ごとに、できるようになったことを書き出す

2つ目と5つ目は、職務経歴書の材料になります。1年目の記憶は、後から思い出そうとしても細部が抜け落ちます。3行でいいので残しておくと、転職を考えたときにそのまま使えます。

4つ目は、成長の速さを大きく変えます。直し方だけを覚えると、次に似た場面が来ても応用が利きません。理由まで分かると、判断できる範囲が広がります。

1年目に評価される人がしていること

技術がまだ追いつかない時期でも、評価される新人には共通点があります。

ひとつは、報告が早いことです。できない、間に合わない、分からない。この3つを早く言える人は、周囲が手を打てます。

もうひとつは、同じ質問を繰り返さないことです。聞いた内容を記録し、次は自分で調べる姿勢があると、信頼されます。

3つ目は、期限を守ることです。内容が不十分でも、期限に途中経過を出せる人は評価されます。

同期や先輩との関係に悩んだら

同期と比べてしまうとき

1年目に苦しくなる大きな理由が、比較です。同期が難しそうな案件を任されている話を聞くと、自分だけが遅れている気がしてきます。

ただ、担当する案件によって、覚える内容も速さもまったく違います。新しい仕組みを作る案件と、既存の仕組みを直す案件では、最初の半年でできるようになることが違って当然です。比べる条件がそろっていないのに、結果だけを比べても意味がありません。

それでも気になるときは、比べる相手を3か月前の自分にしてください。3か月前にできなかったことが、いまできているなら、それで十分です。

同期や先輩との付き合い方

1年目は、人間関係でも悩みやすい時期です。無理に合わせる必要はありません。

大切なのは、挨拶と報告を欠かさないことです。この2つができていれば、雑談が苦手でも仕事は回ります。

同期とは、比べる相手ではなく情報を交換する相手として付き合うと楽になります。研修の内容や現場の様子を聞くだけでも、自分の状況が客観的に見えます。

辞めたいと感じたときの判断

まず休むべき5つのサイン

辞めることが常に間違いというわけではありません。判断の基準を持っておきましょう。

  • 眠れない日が2週間以上続いている
  • 休日も気持ちが戻らない
  • 体重や食欲に変化が出ている
  • 通勤の途中で涙が出る、動悸がする
  • 人格を否定される扱いが続いている

当てはまるなら、我慢の問題ではありません。まず休んでください。心が削られているときの回復の順番を確認し、判断は体調が戻ってからにしてください。

当てはまらない場合は、もう少し続けてみる価値があります。1年目の終わりまで残ると、経験として説明できる内容が大きく増えます。

半年を区切りに判断する

1年目の判断は難しいものです。期限を決めておくと、我慢の時間が試す期間に変わります。

半年の間に、質問できる相手を作る、担当の希望を伝える、研修や教育の充実を相談する。この3つを試してください。

それでも変わらないなら、環境の問題です。第二新卒として動けば、教育の仕組みが整った会社を選び直せます。

辞めずに済んだ人が、変えたこと

1年目でつらかった人が、その後も続けられた理由を聞くと、たいてい環境が少し変わっています。質問できる相手が決まった、担当が変わった、常駐先が変わった。この程度のことで、状況は大きく変わります。

だからこそ、辞める前に自社の上司へ相談する価値があります。新人が現場で困っている状況は、会社としても放置したくない話です。伝えなければ、気づかれないまま時間が過ぎます。

相談しても変わらない場合は、そこで初めて外を見れば十分です。順番を踏んでおくと、辞める判断にも納得感が出ます。

辞めた人と続けた人を分けたもの

新卒で入った人の分かれ目は、能力ではありません。相談できる相手がいたかどうかです。

続けた人の多くは、質問できる先輩や、状況を伝えられる上司がいました。つらい時期でも、一人ではなかったことが支えになっています。

逆に、辞めた人の多くは、現場に自社の人がいない、研修がないまま配属された、といった環境でした。個人の努力ではどうにもならない部分です。

だからこそ、いまの環境に相談先があるかどうかを確かめてください。なければ、作るか、変えるかの二択になります。

辞めずに環境を変える方法

会社を辞める以外にも、状況を変える手があります。

ひとつは、現場の変更です。常駐している場合、自社の担当者に相談すれば、契約の区切りで調整されることがあります。

もうひとつは、研修や教育の希望を出すことです。体制が整っていない場合でも、担当者をつけてもらえることがあります。

3つ目は、配属の変更です。会社に複数の部署があるなら、社内で移れる可能性があります。まず相談してみてください。

辞めたい気持ちが出たときの、相談先

一人で抱えると、判断が偏ります。相談できる先を複数持ってください。

  • 自社の上司や、教育の担当者
  • 人事や社内の相談窓口
  • 同期や、前の学校の友人
  • 家族
  • 転職の相談先(求人を見るだけでも可)

2つ目は、現場の上司に言いづらい内容を扱う窓口です。制度として用意されている会社が多いので、確認してみてください。

5つ目は、辞めると決めていなくても使えます。他社の状況を知ると、いまの職場が普通なのかどうかが分かります。相談する相手を1人に決めず、いくつかの立場の人の意見を聞くと、判断が偏りにくくなります。

親や周りに相談するときの伝え方

新卒で辞めたいと話すと、心配されたり、もう少し続けたらと言われたりします。伝え方を工夫すると、話が進みやすくなります。

事実を数字で伝えるのが効果的です。残業が月何時間か、質問できる相手がいるか、研修があったか。感覚ではなく状況として話すと、相手も判断しやすくなります。

そのうえで、辞めたいではなく、どう働きたいかを一緒に伝えてください。教育の仕組みがある会社で基礎から学びたい、という形にすると、逃げではなく選び直しとして受け取ってもらえます。

第二新卒として動く場合

伝え方と、求人の探し方

1年から3年目での転職は、第二新卒として扱われます。経験の浅さは前提とされるため、不利になりません。

大事なのは、辞める理由の伝え方です。つらかったという説明ではなく、どんな環境で力を発揮したいかを話すほうが通ります。研修がある会社、レビューの仕組みがある会社など、具体的な希望があると説得力が出ます。

求人の探し方が分からない場合は、SE転職に強い転職エージェントのまとめから、教育の仕組みが整っている会社を紹介してもらうと安心です。

選考で見られる5つのこと

1年から3年での転職では、経験の量は問われません。見られるのは別の点です。

  • 辞める理由を、事実として説明できるか
  • 次の環境に何を求めているか
  • 短い期間でも、学んだことを言えるか
  • 基本的な仕事の進め方が身についているか
  • 長く働く意思があるか

3つ目は、期間が短くても答えられます。用語を覚えた、報告の仕方を学んだ、確認の大切さが分かった。どれも立派な内容です。

2つ目を答えられるかどうかで、印象が大きく変わります。避けたい条件を3つ挙げられるように準備してください。

よくある質問

新卒1年目で辞めるのは早すぎますか

体調に影響が出ているなら、期間は関係ありません。そうでなければ、1年目の終わりまで続けると説明できる経験が増えます。

同期と比べて遅れています

担当する案件によって、覚える内容も速さも変わります。比べる意味はあまりありません。

研修がないまま現場に出されました

会社の体制の問題です。質問できる相手を決めてもらうよう、自社の上司に相談してください。

文系出身で、ついていけません

最初の数か月は誰でも同じです。読む力と書く力は、要件定義で強みになります。

辞めたら経歴に傷がつきますか

第二新卒の枠があります。理由を説明できれば、選考で不利にはなりません。

まとめ

1年目のつらさは、能力ではなく、覚える量と環境から来ています。

  • 分からないことが分からない時期は、誰にでもある
  • 多くの人は1年目の終わりに手応えを感じ始める
  • 質問できる相手がいない環境は、待っても変わらない
  • できたことを書き出すと、進み方が見える
  • 体調に影響が出ているなら、期間に関係なく動く

いまがつらいのは、あなたの能力が足りないからではありません。まずは、質問できる相手を決めるところから始めてみてください。

あなたの市場価値を、無料で確かめよう

登録も相談も無料です。応募の義務はありません

転職エージェントは基本的に無料で使えます。1社だけだと紹介される求人が偏るので、気になったところを2〜3社まとめて登録しておくのがおすすめです。

  • 1
    レバテックキャリア
    IT・Web特化で求人53,000件以上。3人に2人が年収70万円アップを実現しています。
    無料登録はこちら
  • 2
    アサイン(ASSIGN)
    20〜30代のハイエンド特化。AI診断で5年後・10年後から逆算して提案してくれます。
    無料登録はこちら
  • 3
    ビズリーチ
    登録して待つだけ。届いたスカウトが、そのまま今の自分の市場価値になります。
    無料登録はこちら

まだ使ったことがなければ、まずはレバテックキャリアから試してみてください。

よかったらシェアしてね!
目次