【2024年版】ITコンサルタントにおすすめの厳選資格を紹介!

こんにちは!

この記事では、以下の様な疑問にお答えします。

読者の方

ITコンサルタントにおすすめの資格を教えてほしい!

ぼく

ITコンサルタントの仕事に直結する資格を厳選して紹介します!

この記事の内容

この記事では、ITコンサルタントにおすすめの資格を紹介します。

世の中には、国家試験から民間試験まで、非常に数多くの資格があります。

そのため、とにもかくにも沢山の資格を持っていればいい訳ではありません。

今回はITコンサルタントに転職したい人、今既にITコンサルタントとして働いている人に向け、仕事の成果に直結する資格を厳選して紹介します!

この記事を読むメリット
  • 資格を持っていることのメリット、資格取得のデメリットがわかる
  • ITコンサルタントが本当に持っておくべき資格がわかる
  • ITコンサルタントに転職するために資格が必要かどうかの実態がわかる

この記事を書いた人

それでは、おすすめのITコンサルタントにおすすめの資格を紹介していきます!

ぼく

取って後悔しないITコンサルタントにおすすめの資格を紹介します!

当サイト掲載情報について

当サイトは、複数の企業と提携し運営しており、当サイトを経由して商品・サービスへのお申込みがあった場合、提携企業から支払いを受け取ることがあります。

ただし当サイトで提供している内容、商品・サービスの評価に関して、企業との提携が影響を与えるものではありません。

目次

ITコンサルタントに資格は必要?

ITコンサルタントに資格は必要?

まず、ITコンサルタントになるために、資格は必須ではありません。

医師免許や弁護士資格のように資格がないと就けない職業ではないからです。

ただ、資格を持っているとメリットが多くあるのも事実です。

これまでに僕が感じたメリットは次の通りです!

資格を持つメリット① 転職活動で有利になる

転職活動では、履歴書に持っている資格を書く欄があります。

これからご紹介するITコンサルタントの仕事に役立つ資格を持っていると、専門知識を持っていることを簡単にアピールできます。

また、一般的に資格取得にはそれなりの時間・労力が必要になるので、学ぶ意欲があるという点でも良い印象を与えられます。

知識・スキルを客観的に証明できる点で、資格は非常に役に立つでしょう。

資格を持つメリット② 体系的な知識を取得できる

資格を取得することの大きなメリットの1つに、体系的な知識を得られることがあります。

例えば、「ITの基礎知識」と言っても、何を指すのかよく分からないですよね。

その点、後ほどご紹介する「基本情報技術者」の資格を勉強することにより、ITの網羅的な知識を効率的に得ることができます。

「IT」や「経営」等、全体像が掴みづらい領域を勉強する時は、資格の勉強を考えてみるのが良いかもしれません。

資格を持つメリット③ 仕事でアピールできる

ITコンサルタントは、提案書に自分の業務経歴を掲載することが多いです。

その時に、書ける資格が無いと少し焦ります笑。

一方で、難しい資格を持っていると「この人は頼れそうだ」と良い印象を与えることができます。

一時期頑張れば、その後ずっと活用できるという意味で、資格を勉強するのはコスパが良いと言えるでしょう。

ぼく

資格は持っておいて損はなし!

資格に関するデメリット 取得に時間がかかる

資格を取得しようとすると、それなりの時間や労力がかかります。

社会人はただでさえ忙しいです。

その中で資格取得の勉強をしようとすると、他の何かを諦めなければいけません。

そのため、資格を取得するなら、きちんと取る価値のある資格を選ぶ必要があります。

それでは、ここからITコンサルタントの仕事の成果に直結する、本当に役に立つ資格を厳選してご紹介します!

ITコンサルタントにおすすめの資格

基本情報技術者

基本情報技術者は、ITの基本的な知識を持っていることを証明できる資格です。

試験問題は、コンピューターの基礎理論や、ハードウェアやソフトウェア、ネットワーク、データベースなど、幅広い分野から出題されます。

ITの経験が無い人が、0からITについて学ぶ時に最適な資格です。

また、IT基本知識に関連する資格は多々ありますが、国家資格である基本情報技術者が最も信頼性が高いと思います。

主催IPA (情報処理推進機構)
問題形式【科目A】多肢選択式 / 60問
【科目B】多肢選択式 / 20問
試験時間【科目A】90分
【科目B】60分
受験料7,500円(税込)
試験方式CBT方式 (随時受験可能)
HPhttps://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html
基本情報技術者試験概要
こんな人におすすめ!
  • IT未経験からITコンサルタントになりたい人
  • IT系の基本資格を1つだけ取っておきたい人
  • IT基礎理論を網羅的に学びたい人
ぼく

IT資格の中で最も基本となる信頼感のある資格!

②応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、IT技術に関連する応用的な知識やスキルを持っていることを証明できる資格です。

こちらも、基本情報技術者と同様、幅広いジャンルから出題されますが、基本情報技術者より高度な知識が必要となります。

ITコンサルタントとして、さらにITの知識を深めたい時によい資格でしょう。

基本情報技術者と違い記述式が入ってくるため、ある程度の実務経験を積んでから受験することをおすすめします。

主催IPA (情報処理推進機構)
問題形式【午前】多肢選択式 / 80問
【午後】記述式 / 5問 (11問の中から5問選択して回答)
試験時間【午前】9:30~12:00 (150分)
【午後】13:00~15:30 (150分)
受験料7,500円(税込)
試験方式試験会場にて実施
HPhttps://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html
応用情報技術者試験概要
こんな人におすすめ!
  • 基本情報技術者のレベルでは物足りない人
  • ある程度の実務経験を積んだ後にITの知見を体系的に整理したい人
  • 履歴書に書けるレベルのITの資格が欲しい人
ぼく

ITの道を進みたいなら取っておいて損の無い資格!

③ITストラテジスト

ITストラテジスト試験は、ITを活用してビジネスの戦略を構築・実行するための知識とスキルを持っていることを証明する資格です。

IT戦略について必要な知見を問われる、「ザ・ITコンサルタント」の資格と言っても差し支えない資格でしょう。

基本情報技術者試験・応用情報技術者試験から比べると難易度は跳ね上がりますが、取る価値の充分にある資格です。

主催IPA (情報処理推進機構)
問題形式【午前Ⅰ】多肢選択式 / 30問
【午前Ⅱ】記述式 / 25問
【午後Ⅰ】記述式 / 2問 (4問の中から2問選択して回答)
【午後Ⅱ】論述式 / 1問 (3問の中から1問選択して回答)
試験時間【午前Ⅰ】9:30~10:20 (50分)
【午前Ⅱ】10:50~11:30 (40分)
【午後Ⅰ】12:30~14:00 (90分)
【午後Ⅱ】14:30~16:30 (120分)
受験料7,500円(税込)
試験方式試験会場にて実施
HPhttps://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/st.html
ITストラテジスト試験概要
こんな人におすすめ!
  • ITコンサルタントとしてIT戦略に携わりたい人
  • ITと経営戦略の両方に興味がある人
  • ITコンサルタントの仕事に役立つ高度資格が欲しい人
ぼく

「ザ・ITコンサルタントの資格」です!

④PMP

PMPは「Project Management Professional」の略で、プロジェクトマネジメントの専門資格です。

この資格は、プロジェクトマネジメントのノウハウを有することを証明できる、国際的に認められている資格です。

コンサルタントの仕事は基本的にプロジェクトベースなので、プロジェクトマネジメントのスキルは必須です。

どちらかというとITコンサルタントよりSE向けの印象があるかもしれませんが、持っておいて損はしない資格です。

なお、PMP資格は、受験前に35時間の公式研修の修了やPMIアカウントの作成などが必要になるので、最新情報は公式サイトで確認しておいてください。

主催PMI
問題形式多肢選択式 / 200問
試験時間4時間
受験料PMI会員 :405USD
PMI非会員:555USD
試験方式CBT方式 (随時受験可能)
HPhttps://www.pmi.org/
PMP試験概要
こんな人におすすめ!
  • プロジェクトマネジメントのスキルを身に付けたい人
  • システム開発支援のプロジェクトに入る可能性がある人
  • プロジェクトをもっと効率的に回したい人
ぼく

元SEの人が持っていることが多いです!

⑤認定スクラムマスター

CSM(Certified Scrum Master)は「認定スクラムマスター」のことで、スクラムフレームワークを使用したアジャイルプロジェクトマネジメントに関する専門知識を有することを証明する資格です。

「アジャイル」「スクラム」という言葉をよく聞く人もいるでしょう。

スクラムは、ビジネス状況の変化の激しい中で、改善を繰り返しながらプロダクトを作り上げていくシステムの開発手法です。

最近はスクラム開発の需要が増加しており、特に新規事業系のプロジェクトを非常に進めやすくなる資格です。

CSM認定を取得するためには、Scrum Allianceに認定されたトレーニングコースの参加と、認定試験への合格が必要です。

主催Scrum Alliance認定パートナー
問題形式多肢選択式 / 50問
試験時間60分
受験料20万円 ~ 30万円
試験方式トレーニングコースを受講後に認定試験を受ける (オンライン/オフラインあり)
HPhttps://www.scrumalliance.org/get-certified/scrum-master-track/certified-scrummaster
CSM試験概要
こんな人におすすめ!
  • 新規事業系のプロジェクトに入りたい人
  • アジャイル・スクラム開発のプロジェクトに参加する人
  • 日々のプロジェクト運営にスクラムの知見を活用したい人
ぼく

昨今は非常に需要が高い資格です!

⑥中小企業診断士

中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行うための知見があることを証明する資格です。

経営へのアドバイス関連では、唯一の国家資格でもあります。

経営に関する知識全般を体系的に得られるため、ITコンサルタントだけでなく、経営コンサルタントでも持っている人が多い資格です。

また、コンサルタントとして独立したい人が取っているケースも多々あります。。

平均約1,000時間の勉強時間を要すると言われている難関資格ですが、持っていると一目置かれる資格です。

主催中層企業診断協会
問題形式【第1次試験】多肢選択式
【第2次試験】記述、口述
試験時間【第1次試験 (1日目)】300分 (4科目の合計)
【第1次試験 (2日目)】210分 (3科目の合計)
【第2次試験 (筆記試験)】320分 (4科目の合計)
【第2次試験 (口述試験)】約10分
受験料【第1次試験】14,500円
【第2次試験】17,800円
試験方式試験会場にて実施
HPhttps://www.j-smeca.jp/contents/007_shiken.html
中小企業診断士試験概要
こんな人におすすめ!
  • 経営に興味があるITコンサルタントの人
  • 将来経営コンサルタントに転職したい人
  • 将来コンサルタントとして独立を考えている人
ぼく

経営コンサルタント向けの唯一の資格と言ってもいいでしょう!

⑦英語 (TOEIC)

TOEICは「Test of English for International Communication」の略で、ビジネス英語の資格として最も知名度がある資格です。

TOEICは、ビジネスや国際的なコミュニケーションにおいて、通用する英語力を持っているかを評価することを目的としています。

やはり、ITコンサルタントに英語力は必須です。

特に外資系の場合、海外のメンバーとプロジェクトを進めることもあり、英語でヒアリングやディスカッションをする場合もあります。

ビジネス英語の資格の取得を考えているなら、今のところTOEIC一択でしょう。

主催一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
問題形式多肢選択式 / 200問
試験時間120分
受験料7,810円 (税込)
試験方式試験会場にて実施
HPhttps://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about.html
TOEIC L&R試験概要
こんな人におすすめ!
  • ITコンサルタントとして働く人全員
  • グローバルプロジェクトに参加したい人
  • 社内、転職応募先に英語資格の要件がある人
ぼく

英語はITコンサルタントの必須スキル!

⑧簿記2級・3級

簿記は、日々の仕分け業務を遂行するために知識な技能を持っていることを証明する資格です。

簿記資格を取得することにより、会計業務や財務諸表の作成などを行うことができるようになります。

「簿記ってITコンサルタントに関係あるの?」と思うかもしれませんが、経営に近い目線で支援する以上、ビジネスの共通言語である簿記を理解しておくことは非常に重要です。

特に製造業のクライアントの案件に入る場合、工業簿記の知識も学ぶ2級まで取得しておくと、役立つことも多いでしょう。

最低限の知識を得たいなら簿記3級、転職活動でアピールしたいなら簿記2級を目指しましょう。

主催商工会議所
問題形式多肢選択式
試験時間90分
受験料4,720円 (税込)
試験方式試験会場にて実施
HPhttps://www.kentei.ne.jp/bookkeeping
簿記2級
こんな人におすすめ!
  • ビジネスの共通言語である簿記を学んでおきたい人
  • 会社の経営・財務に興味がある人
  • プライベートの支出管理にも簿記の考え方を取り入れたい人
ぼく

簿記はビジネスだけでなくプライベート・副業にも役立つ資格です!

ITコンサルタントへの転職に資格は必要?

ITコンサルタントへの転職に資格は必要?

これからITコンサルタントへの転職を考えている人に、資格は必須でしょうか。

結論から言うと必須ではありません。

確かに履歴書の見栄えは良くなりますが、転職の合否を決めるのは、あくまで面接でのあなたの対応です。

自分の場合も、TOEICだけで100万円の年収アップを実現しました。

また、資格について質問されたことはこれまで1度もありません。

もちろん、取りたい資格を取るのは大賛成ですが、転職のためにまず資格を、というのは筋が悪いです。

万が一資格について聞かれたら、「実業務を経験しながら取得したいと考えています」と回答しておけばいいでしょう。

ITコンサルタントに転職をしたいなら、すぐにでも転職活動を始めた方がよいでしょう。

それでも気になるなら、ITコンサルタント業界に詳しい転職エージェントに相談してみましょう。

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さいごに

さいごに

まとめです。

まとめ
  • 資格を取っておけば転職、仕事で有利になる場面が多い
  • おすすめの資格はこちら
    • 基本情報技術者
    • 応用情報技術者
    • ITストラテジスト
    • PMP
    • 認定スクラムマスター
    • 中小企業診断士
    • 英語 (TOEIC)
    • 簿記2級・3級
  • 転職活動には資格は必須ではない

下の記事ではおすすめのITコンサルタントにおすすめの書籍も紹介しているので、資格以外に独学をしたい人は参考にしてみてください。

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