上司を尊敬できないときどうする?割り切り方と我慢してはいけない場合の見分け方

※この記事はPRを含みます

こんにちは!

この記事では、以下の様な疑問を解決します。

読者の方

上司を尊敬できない…この人の下で働き続けて意味があるのか分からない…

ぼく

尊敬できない上司は珍しくありません。割り切れる場合と、割り切ってはいけない場合を分けて解説します!

この記事の内容

上司を尊敬できない。これは口に出しにくい悩みです。言えば自分の評価が下がりそうですし、同僚に話しても愚痴で終わってしまいます。

ただ、この状態を何年も放っておくと、確実に効いてくるものがあります。学ぶ相手がいないまま年数だけが増えていくことです。

この記事では、尊敬できない理由を3つに分けたうえで、割り切って続ける方法と、割り切ってはいけない場合の見分け方を書きます。

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目次

上司を尊敬できなくても、仕事は回せる

上司を尊敬できないこと自体は、まったく珍しくありません。仕事を進めるうえで必要なのは尊敬ではなく、最低限の信頼だからです。

ここでいう信頼とは、「伝えた情報がきちんと上に流れる」「決めたことが後からひっくり返らない」という程度のものです。これさえ成り立っていれば、人として尊敬できなくても、仕事は前に進みます。

読者の方

尊敬できないとダメだと思っていました…

ぼく

そう思うと苦しくなります。全員を尊敬できる職場のほうが、むしろ珍しいですよ。

尊敬できない理由は、3つのタイプに分けると対処しやすい

「なぜか尊敬できない」と感じるときは、理由を3つに分けてみてください。タイプによって、割り切れるかどうかが大きく変わるからです。

タイプよくある例割り切りやすさ
能力判断が遅い、技術が分かっていない、決められない割り切りやすい
人柄責任を取らない、手柄を持っていく、態度が人で変わる割り切ると自分が消耗する
立ち回り上には従順で下には強い、社内政治ばかり見ている距離を取れば影響を減らせる

能力の問題は「そういう人だ」と受け流せることが多い一方、人柄の問題は我慢を続けるほど自分がすり減ります。まず自分がどれに引っかかっているのかを、はっきりさせてください。

尊敬されない上司によくある5つの特徴

尊敬できないと感じる上司には、共通する振る舞いがあります。自分の上司に当てはまるものを確かめてみてください。

特徴部下に起きること
言うことがよく変わる何度もやり直しになり、時間と気力を削られる
失敗は部下のせい、手柄は自分のもの何をしても報われないと感じるようになる
機嫌で態度が変わる内容より顔色を気にして、相談をためらう
大事なことを決めない決定権のない部下が、責任だけ負わされる
相手によって態度を変える職場全体の信頼が少しずつ壊れていく

当てはまるものが多くても、あなたの感じ方がおかしいわけではありません。

仕事はできるのに人として尊敬できないなら、学ぶ部分を選ぶ

いちばん悩ましいのが、成果は出していて社内の評価も高いのに、言い方がきつい、部下を大事にしない、というタイプです。この場合は、仕事のやり方と、人との接し方を分けて見るのがおすすめです。

学び取っていい部分
  • 段取りの組み方
  • 判断の早さ
  • 数字の見せ方
  • 上への説明の仕方
真似しなくていい部分
  • 部下への言い方
  • 失敗したときの責め方
  • 相手によって変わる態度
  • 手柄の独り占め

「全部を尊敬する」か「全部を否定する」かの二択にしないことで、嫌な上司の下でも自分の力はしっかり伸ばせます。

尊敬できない上司の下で、いちばん危ないのは学ぶ相手を失うこと

尊敬できない上司の下で本当に怖いのは、腹が立つことではなく、学ぶ相手がいないまま年数だけが過ぎることです。若いうちは、上司から学べるものが仕事の質を大きく左右するからです。

もう1つ気をつけたいのが、そのやり方が自分のふつうになってしまうことです。毎日見ているものは、良くも悪くも基準になります。責任を取らない上司の下に長くいると、責任の取り方を知らないまま管理職の年齢になってしまいます。

読者の方

たしかに、最近その人の口調が自分にうつってきた気がします…

ぼく

それは危険信号です。次の章の「別の見本を1人つくる」が、そこへの対策になります。

1つでも当てはまるなら、一度相談しておくと安心です

  • 今の年収が、同じスキルの人より低い気がする
  • 新しい技術を学んでも、業務で使う機会がない
  • 転職したいが、何から始めればいいか分からない
  • 自分の市場価値を一度知っておきたい

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いまの環境のままでも、自分を守りながら伸びる方法

上司を変えることはできませんが、その下で自分を守りながら力を伸ばすことはできます。どれも、明日から始められるものです。

上司を「情報の窓口」と割り切る

尊敬できないなら、役割だけを見ます。承認をもらう相手であり、上の情報を持ってくる窓口である。それ以上を期待しないと決めるだけで、腹が立つ回数が減ります。

社内外に、別の見本を1人つくる

他部署の人、社外の勉強会で会う人、本の著者でも構いません。基準になる人がもう1人いるだけで、いまの上司のやり方が唯一の正解ではなくなります。

「自分ならこうする」をメモしておく

上司の判断に疑問を感じたら、自分ならどうするかをひとことメモします。後で結果を振り返ると、判断する力が確実に鍛えられます。

やり取りを記録に残す

指示を受けたらメールやチャットで確認を送り、決まったことを文字にしておきます。後から「言っていない」と言われるのを防げます。

4つ全部でなくても大丈夫です。いちばん効果が大きいのは、2つ目の「別の見本をつくる」です。

関係を悪くしない伝え方を身につける

尊敬できない相手ほど、こちらの言い方ひとつで関係がこじれやすくなります。反対に言えば、伝え方を少し変えるだけで、ぶつかる回数はかなり減らせます。

場面避けたい言い方伝わりやすい言い方
報告するとき経緯から長々と話す「結論、理由、次にやること」を1分で
反対したいとき「それは違うと思います」「この場合はどうしましょうか」
指示が変わったとき「いつも言うことが変わる」「先週はA、今日はBと伺ったので、どちらで進めますか」

どれも、感情ではなく事実で、断定ではなく質問で伝えるのがポイントです。相手の顔をつぶさずに、問題に気づいてもらえます。

上司に嫌われているかもと感じたら、まず反応を確かめる

尊敬できない相手とは、知らないうちに関係が冷えていることがあります。次のような変化があれば、少し注意してください。

  • 自分にだけ情報が回ってこない
  • ほかの人には任せる仕事を、自分には任せてもらえない
  • 会議で意見を言っても反応がない
  • ささいなミスを、ほかの人より強く指摘される

ただし、思い込みで決めつけるのは禁物です。まずは報告の回数を少し増やし、相手の反応が変わるかを見てみてください。それでも変わらないなら、記録を取りながら信頼できる先輩や人事に相談しましょう。

割り切ってはいけない場合は、はっきり線を引く

仕事のやり方を厳しく指摘されるのと、人格を否定されるのはまったく別の話です。後者は、我慢して受け流すものではありません。

人前で罵倒される、無視される、必要な情報を意図的に渡されない。こうした状態が続いているなら、割り切りの話ではなく、記録を取って人事や会社の相談窓口に伝える段階です。

記録に残しておきたいこと

  • いつ(日時)
  • どこで(会議室、チャットなど)
  • 何を言われたか、されたか
  • その場にいた人

社内で言いにくいときは、各都道府県の労働局にある総合労働相談コーナーでも相談できます。

異動や転職を考えるときは、伝え方と選び方に気をつける

関係がどうしても改善しないなら、環境を変えるのも立派な判断です。ただ、伝え方や選び方を間違えると、次の場所で同じ悩みを抱えることになります。

異動を希望するなら、前向きな理由で伝える

本当の理由が上司との相性でも、それを前面に出すと「人間関係でもめる人」と見られがちです。「この部署でこういう経験を積みたい」という前向きな理由を中心に伝えましょう。年に一度の自己申告や社内公募の制度があれば、直属の上司を通さずに希望を出せる場合もあります。

転職するなら、上司ではなく会社の価値観を確かめる

合わない上司は、次の職場にもいる可能性があります。だから面接では、上司個人ではなく「どんな人が評価されている会社か」を聞いてください。その会社が何を良しとしているかが分かります。

IT業界で職場を変えるなら、エージェントの担当者に社風や上司のタイプまで聞いておくと安心です。選び方はSE転職エージェントおすすめ|未経験から現役SEまで目的別に解説にまとめています。

上司との関係は、日々の小さな工夫で変わりやすい

尊敬できない上司との関係でも、日々の関わり方を少し変えるだけで、ぶつかる回数はかなり減らせます。上司の不満の多くは、部下の仕事の中身ではなく「状況が見えないこと」から来ているからです。

報告の頻度を、先に上司と合わせる

「進み具合は毎週金曜に1回まとめてお伝えする形でよいですか」と、最初に決めてしまいます。何も言わずにいると、上司は不安になって細かく口を出しがちです。

上司がいま気にしていることを知る

上司にも、さらに上の人から求められていることがあります。「いまいちばん気にされていることは何ですか」と一度聞いておくと、報告の優先順位を合わせやすくなります。

助かったことは、具体的にお礼を言う

尊敬できない相手でも、判断が早かった、話を通してくれた、という場面はあるはずです。具体的に伝えると関係が柔らかくなり、こちらの相談も通りやすくなります。

上司のタイプによって、効きやすい付き合い方は変わります。

上司のタイプ効きやすい付き合い方
決めない上司選択肢を2つに絞り、「どちらにしますか」と聞く
感情で怒る上司その場で言い返さず、落ち着いてから事実だけを確認する
手柄を取る上司上の人や他部署にも、自分の仕事ぶりが見える場を作る
言うことが変わる上司指示をその都度文字にして、確認を返しておく

相手を変えようとするより、相手の癖に合わせた受け止め方を用意しておくほうが、ずっと楽に働けます。

よくある質問

尊敬できない上司が嫌で転職するのは、ありですか?

ありです。ただ、上司は異動などで変わることも多いので、「上司さえ変われば残りたいか」を先に考えてみてください。会社や仕事そのものが気に入っているなら、異動を希望するほうが早い場合もあります。

いわゆる「上司ガチャ」のハズレなのでしょうか?

上司は自分で選べないので、そう感じるのは自然です。ただ、合わない上司の下で身につけた距離の取り方や伝え方は、どの職場でも役に立ちます。運のせいにして終わらせず、学べることは持ち帰ってください。

上司を尊敬できず、やる気が出ません

やる気を上司に預けないことが大切です。「この仕事で自分は何を身につけたいか」を1つ決めて、上司とは関係のない目標を持つと、気持ちが持ち直しやすくなります。

誰に相談すればいいですか?

まずは社内で信頼できる先輩や、別部署の上司が話しやすいです。パワハラにあたるような言動がある場合は、会社の相談窓口や人事に伝えてください。社内で言いにくいときは、総合労働相談コーナーも使えます。

尊敬できない上司に、自分の意見を伝えてもいいのでしょうか?

伝えて大丈夫です。ただ、相手を否定する言い方ではなく、「この場合はどうしましょうか」「この点が気になっているのですが」と質問の形にするのがおすすめです。事実をもとに相談すれば、関係を悪くせずに意見を届けられます。

上司との関係がつらくて、仕事に行くのが苦痛です

朝に気分が沈む、眠れないといった状態が続いているなら、我慢を続けないでください。まずは信頼できる人や社内の相談窓口に話し、体調に影響が出ているなら産業医や医療機関にも相談しましょう。

上司と合わないのは、自分にも原因があるのでしょうか?

どちらか一方だけが悪いことは、あまりありません。ただ、原因探しより「どう付き合えば自分が消耗しないか」を考えるほうが役に立ちます。報告の頻度や伝え方を少し変えるだけで、関係が落ち着くこともよくあります。

尊敬できない上司と、どう距離を取るか

相手を変えることはできません。変えられるのは、関わり方と時間の長さです。

効果的なのは、やりとりを文字に寄せることです。決まったことを記録に残すと、解釈の食い違いが減り、感情的なやりとりも少なくなります。

また、相談する内容を事前に整理しておくと、会話の時間そのものを短くできます。複数人の場で話すのも、負担を減らす方法のひとつです。

評価に納得できないときの対処

上司との関係が悪いと、評価にも影響が出ます。対処の手順を決めておきましょう。

まず、担当した内容と成果を記録しておきます。次に、評価の基準を確認します。基準が公開されていない場合は、どの点が足りなかったのかを具体的に聞いてください。

答えが返ってこない、あるいは人格の話にすり替わる場合は、その職場の評価は信頼できません。人事や相談窓口に記録を添えて相談する段階です。

環境を変える判断の目安

我慢を続けるかどうかの基準を、先に決めておくと迷いません。

  • 相談しても3か月以上変わらない
  • 人格を否定する言葉が続いている
  • 仕事を意図的に回してもらえない
  • 休日も気持ちが戻らない
  • 眠れない日が続き、体調に出ている

下の2つが出ているなら、期間に関係なく動いてください。判断力が落ちた状態では、次の選択も誤りやすくなります。

上司を変えられない立場でできること

人事は自分では動かせませんが、影響を減らす工夫はできます。

ひとつは、味方を増やすことです。他部署の先輩や、以前の上司など、社内に相談できる人がいると、判断が偏りません。

もうひとつは、成果を上司以外にも見える形で残すことです。議事録や共有の資料に自分の担当を明記しておくと、評価の材料が上司の主観だけに依存しなくなります。

3つ目は、期限を決めることです。半年変わらなければ異動か転職を検討する、と決めておくと、消耗し続けずに済みます。

転職の面接で、上司の話をどう伝えるか

人間関係を理由にすると、印象が悪くなるのではと心配する人がいます。伝え方で変わります。

個人を責める言い方は避け、評価の仕組みや働き方の希望として話してください。成果が伝わる体制で働きたい、という表現なら前向きに受け取られます。

まとめ

上司を尊敬できなくても、最低限の信頼があれば仕事は回せます。大切なのは、上司に振り回されず、自分が学ぶ相手を自分で選ぶことです。

上司を尊敬できないときのポイント
  • 尊敬できなくても、最低限の信頼があれば仕事は回る
  • 理由を能力・人柄・立ち回りの3つに分けて考える
  • 仕事はできる上司なら、学ぶ部分だけを選ぶ
  • 窓口と割り切る・別の見本をつくる・記録を残す
  • 人格を否定されているなら、記録を取って相談する
  • 環境を変えるなら、会社の価値観を確かめる
読者の方

この人のようにはなりたくない、とずっと思っています…

ぼく

その気持ちは大事にしてください。あとは、見本になる人をもう1人見つけるだけです。

上司は選べませんが、誰を見本にするかは自分で選べます。その1人を見つけるところから始めてみてください。

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