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こんにちは!
この記事では、以下の様な疑問にお答えします。

ITコンサルって何をする人なの?いまいちイメージがつかめない



ITコンサルタントは一言で言うと「ITのお医者さん」です!
詳しくは記事内で解説します!
この記事の内容
「ITコンサルタントって、結局何をするの?」と思っている人は多いと思います。
- 名前は聞いたことがあるけれど、仕事内容を聞かれると答えられない
- SEと何が違うのか、正直よく分からない
- 何をやっているのか分からなくて、怪しい感じがする
そんなモヤモヤ抱えている人は少なくありません。



システムを作っている人?



違います!
SEとの違いも解説しますね
ITコンサルタントの仕事は多岐にわたります。
そのため、実際に働いている人でないと中々解説が難しいでしょう。
この記事では、現役コンサルタントである僕が、ITコンサルタントが普段何をしているのかを、専門用語を使わずわかりやすく解説します。
- ITコンサルタントに興味がある
- ITコンサルタントの知人がいるけど何をしているのかさっぱり分からない
- ITコンサルタントになってみたい
という人は、ぜひ読んでみてください!
- ITコンサルが何をする仕事なのか分かる
- ITコンサルが自分がやりたい仕事か分かる
- ITコンサルになる方法が分かる
では中身に入っていきましょう!
この記事を書いた人


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ITコンサルタントはITのお医者さん


ITコンサルタントは、企業のITにまつわる課題を診断し、解決への道筋を描きます。
ITコンサルタントは、いわばITのお医者さんです。
企業がITを活用して成長するという大きなテーマについて、「どこに病気があるのか」「どう治療すべきか」を見極めるのが役割です。



どこから手をつければいいか分からない…そんな悩みに答えるのがITコンサルタントです!
ITコンサルタントの相手はITのトップ
ITコンサルタントのお客さんは、企業のITのトップです。
具体的には、CIO(Chief Information Officer)やIT部門のトップ、最低でも部長クラスです。
そのため、求められるレベルは必然的に高くなります。
SEからITコンサルタントになった僕の場合、最初の方は「スライドに細かいことばかり書くな」とよく怒られました笑。



トップへのメッセージは端的に欠かなくてはいけません
逆に言えば、若くから企業のトップと仕事をしたい、という人最高の環境です。
ITコンサルタントの仕事は責任重大
ITコンサルタントの提案内容は、企業の未来を左右します。
ITコンサルタントは、企業の「ITの病気」を治す存在です。
問題を診断し、処方箋を出し、企業のITを「健康体」にするのが仕事です。
もし診断が間違っていたら、処方箋も間違うことになります。
今の時代、ITの戦略を間違えば、会社のB/S、P/Lに大ダメージを与えます。
僕はSE時代、「こんなシステムを作って何の意味があるんだろう」という目的は不明なシステムの開発プロジェクトに入っていました。
ITコンサルタントの仕事は、より「経営に貢献している」と感じられる点で、やりがいがあるのは間違いないです。
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ITコンサルタントとSEとの違いはフェーズと領域


ITコンサルタントはよくSEと混同されます。
たしかに、近年では担当する領域が重なってきている点もあります。
ただ、ITコンサルタントとSEは役割が明確に違います。
ITコンサルタントとSEの役割の違いを、フェーズ・担当領域の違いで見ていきましょう。
ITコンサルタントはSEより上流を担当
ITコンサルタントは、SEより上流のフェーズを担当します。
- ITコンサルタント → 戦略、構想策定を担当
- SE → システム開発を担当
最近では、ITコンサルタントがシステム開発にも関与することがありますが、あくまでプロジェクトの進行管理(PMO)の立場でです。
SEは、ITコンサルタントと企業のITのトップが描いた戦略に基づいたシステムを開発する立場です。
経営やビジネスにも携わりたいなら、ITコンサルタント一択です。
ITコンサルタントは経営とITの交差点が担当
ITコンサルタントは「ITを活用して企業をどう成長させるか」が主なテーマです。
ITコンサルタントは、ITだけでなく経営やビジネスについても詳しくなければいけません。
そのため、お客さん企業の株価、B/SやP/L、主要事業についても頭に入れておく必要があります。
新規事業系の案件では、1年後〜10年後の収益のモデル、想定収益額を細かく算出することもあります
「経営とITのどっちにも興味がある」という人はITコンサルタントは楽しく働けるでしょう。


ITコンサルの仕事はリサーチ、仮説作り、ディスカッション


ITコンサルタントは華やかなイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、実態は泥臭い作業の連続です。
基本的には、以下の作業を繰り返しています。
- リサーチ
- 仮説作り
- ディスカッション
順に見ていきましょう!



実際に何をしているかを理解すれば、ITコンサルタントになりたいかどうか分かります!
リサーチ
リサーチとは、仮説作りのための情報収集のことです。
収集できた情報の質は、仮説の質に直結します。
いかに短時間で、良質な情報をたくさん集められるかがポイントです。
実際に集める情報はプロジェクトごとにバラバラですが、例として以下のようなものです。
- 業界団体のレポート
- 政府・省庁の公開資料
- 統計データ
- 市場調査会社のレポート概要
- GDPRやCCPAなど海外の規制文書
ITコンサルタントは、まずは徹底的にリサーチ力を高めるところから始まります。



特に若手時代は、リサーチがメインの仕事になります
普段から自分で色々調べる癖がついている人は、リサーチも楽しく取り組めるかもしれません。
仮説作り
お客さんとの議論のため、ITコンサルタントは仮説を準備します。
「これをしなければいけない」という提案が仮説です。
お客さんに「何をしましょうか」と尋ねるのは、ITコンサルタントとしてご法度です。
仮説作りができれば、ITコンサルタントとして一人前です。



仮説をちゃんと作れるようになるまでが中々遠い道のりです笑
ディスカッション
仮説を作ったら、お客さんとディスカッションをして案を決定します。
ディスカッションで、いかにお客さんに腹落ちさせながら結論に持っていくかが、ITコンサルタントの腕の見せどころです。
これが、ITコンサルタントにコミュニケーション力が求められると言われている理由です。



難しそう…



きちんと経験を積めば大丈夫です!
ディスカッションは、特に経験の差が出るところです。
ディスカッションを上手く進める方法が知りたい方は、以下の記事でおすすめの本を紹介していますので、気になる人は読んでみてください。


ITコンサルタントの代表的なプロジェクト


ITコンサルタントは、プロジェクトベースで仕事を進めます。
具体的にはどんなプロジェクトがあるのでしょうか。
実際のプロジェクト内容を見ることで、ITコンサルタントの仕事のイメージがより湧いてくるでしょう。
プロジェクトの種類は本当に多岐に渡りますが、ここでは代表的な以下の5つを見ていきましょう。
- IT、DX戦略
- データ活用
- 新規事業
- AI活用
- PMO



色々あるんだねぇ
IT、DX戦略
ITコンサルタントの本流のプロジェクトは、IT、DX戦略です。
企業のIT、DXの未来像を描き、そこに至るまでの道筋を決めます。
最近では、IT、DXが企業の業績に与える影響が、加速度的に高まっています。
この重大な意思決定に貢献するのが、ITコンサルタントです。
求められるレベルも高いですが、その分やりがいも大きいです。



コンサルタントって感じ!
データ活用
プロジェクトのテーマには、流行り廃りがあります。
その中でも、ずっと重要テーマであり続けているのがデータ活用です。
「社内のデータをどう経営に活用するか」という大きなテーマで、社内システムのあり方からガバナンスまで、様々な議論をします。
専門性が高く、ずっと需要があるテーマなので、この領域のプロを目指すのもいいでしょう。



データの重要性は年々増しています!
新規事業
ITコンサルタントのプロジェクトの中で、特に若手に人気が高いのが新規事業プロジェクトです。
最近では、モノが売れなくなって来ており、モノに付加的なデジタルサービスを付けて収益を増大させよう、とい流れが強まっています。
そのため、デジタルの観点でサービスを考えるため、ITコンサルタントに相談が来るのです。
僕も複数の新規事業プロジェクトに参画しましたが、成功すればメディアに取り上げられたりと、刺激の多いプロジェクトを経験できます。
新規事業系のプロジェクトに入る人は、将来自分で事業を立ち上げたい、という人が多いのも特徴です。


AI活用
最近は、AI活用のプロジェクトが爆発的に増えています。
AIを活用してどう企業を変えていくのか、AIによるリスクをどう減らしていくのか、というテーマが主流です。
AIの世界は日進月歩なので、新しいサービスや課題がどんどん生まれてきます。
AIの活用は一過性のテーマではなく、今後主流の1つになっていくでしょう。
AIに興味がある人は、ぜひITコンサルタントになることも考えてみてください。
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PMO
PMO(Project Management Office)とは、複数のプロジェクトを横断的に管理・支援するチームのことです。
最近では、どの企業も多くのITプロジェクトが走っており、横断して管理することが急務となっています。
横断管理するためには、戦略からシステム開発まで、全体の流れを理解しいなければいけません。
そのため、上流も分かるITコンサルタントが担当する必要があります。
社内のITの複雑化に伴い、PMOもどんどん需要が増えている領域です。
ITコンサルタントに興味があるなら


ITコンサルタントに興味があるなら、転職エージェントに相談してみましょう。
未経験からの転職や、転職が初めての人も安心して相談できます。
転職エージェントは、ずっと無料で使い続けられます。
企業側が人を集めるため、エージェントへの報酬を払っているからです。
また、相談したからといってすぐに転職する必要もありません。



そうなんだ!
僕がこれまで実際に相談してよかった転職エージェントを載せていますので、気になる人は相談してみください。
- 僕が年収100万円以上アップしてITコンサルタントになるのを支援してくれた転職エージェント。どのエージェントも質が非常に高い。
→アクシスコンサルティング
- 外資系の求人の紹介がめっちゃ強い。外資系ならではの給与体系や交渉の仕方が分かっており、年収アップに強い。英語が強い人に特におすすめ。
→エンワールド - 若手の年収アップに力を入れている。転職初心者にも手厚く、20代から30代前半なら相談しておいて損は無い。
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よくある質問と回答


- ITコンサルタントのやりがいは何ですか?
-
経営に直結する意思決定に関われる点です。
「自分の提案がこの企業の将来性に大きく影響する」というダイナミック感はITコンサルタントならではでしょう。
- ITコンサルタントの重要なスキルは?
-
意外にも思われるかもしれませんが、コミュニケーション力です。
どんなに優れた提案も、お客さんに聞く耳を持ってもらわなければ意味がありません。
お客さんに信頼され、話を聞いてもらえる関係性を作れるよう、コミュニケーション力を鍛えましょう。
- 英語ができなくても大丈夫?
-
国内プロジェクトがほとんどなので、英語ができなくても問題ありません。
海外プロジェクトに入りたいなら、英語は必須になりますが、本人の希望次第です。
英語はできるに越したことはありませんが、できなくても差し支えありません。
7. まとめ


ITコンサルタントは、ITのお医者さんです。
企業のITの問題を、専門的な知見に基づいて診断し、解決策を提示するのが仕事です。
特にITを自分の強みにしたい、将来自分で起業したい人にとってはうってつけの仕事です。
ITコンサルタントの需要はどんどん伸びているので、今は転職も容易です。
気になる人は転職エージェントに相談してみましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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